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米国で活躍する日本人コミック・アーティスト ミサコ・ロックスさん留学時代。日本人がたった一人の環境で覚えてもらうため髪の毛をいろんな色に染めた。
「アメリカ市民より10倍がんばる!」が信条。留学時代。日本人がたった一人の環境で覚えてもらうため髪の毛をいろんな色に染めた。

ここから渡米後のお話を。留学先はものすごい田舎で日本人がいなかったとか?

ミズーリ州というアメリカの超ド田舎で、アジア人すらみかけず、日本人はただ一人。言葉もわからず誰も頼る人がいなかったので、とにかく目立つために赤、緑、オレンジ…と髪の色を2週間おきに変えていました。自分しか頼るものがないからとにかく必死。3ヵ月経ったらマイケル・J・フォックスと英語で会話している夢をみて、起きてから思わずガッツポーズしましたよ。友達もたくさんできました。

留学から帰国後、やっぱりアメリカに戻って仕事をしようと思われた経緯とは?

留学を終えて、就職活動をしましたが英語ができるからと言って勘違いする帰国子女ってたくさんいます。就職セミナーへ行って、自分はこの大勢の中の一人なんだと思ったら「私は日本で終わる人間じゃない」と気づいた。海外で絶対この仕事がやりたい、というのはその時ありませんでしたが、たまたま観た劇団四季の「ライオンキング」で人形の素晴らしさに感動して「アートをやりたい」と思って即行動を起こしました。インターンシップとして海外へ行こう!と。日本から電話をかけまくりましたが「ライオンキング」の劇団には入れませんでした。結局マンハッタンの小さな人形劇団にインターンとして入れてもらいましたが人形師にはなれず、一時はホームレスになってゴミ箱から食べ物を漁り、公園で寝泊まりする体験もしました。

行動しながらチャンスを掴む力がすごいですね。自伝漫画によると、その後もNYでいろいろな出会いが…ミュージシャンの彼と熱愛の末、結婚。その後、離婚…。

一目ぼれしたミュージシャンと結婚したものの破局。その上、信じられないことですがグリーンカード申請中に移民局から「書類が見つからないから再度申請し直せ」という手紙が届きました。おまけに離婚弁護士費用に数百万も掛かり、うつや生理不順、胃潰瘍になるなど健康状態は最悪。離婚成立するまで3年くらい掛かりました。アメリカは日本より離婚手続きに時間が掛かるのです。

大変でしたね。いつも頑張っている分、落ち込むとどうやって這い上がるのですか?

私の信条は「アメリカ市民の10倍がんばる」です。やりたいことがあるから1分たりとも無駄にできないし、毎日をボケッと過ごしていたらもったいない。昔から私は昼寝するのも嫌いな子でした。だって寝ている間に見過ごしていることがあったらもったいないでしょう?毎日をスペシャルに充実させたい。でも、空想が膨らみ過ぎて、ダメだとすごく落ち込んで、目が腫れあがるまで泣いて落ちるところまで落ち込みます。そうやって前へ進むしかない。恋人のクリリンに「仕事のことばかり考えちゃうからまったく違う趣味をもつべきだ」と諭されました。そのおかげでオン・オフの切り替えができるようになった。仕事から離れてオフは今、大好きなバスケットボールをNBA応援団としてウォッチしています。

『アメリカ人の10倍がんばる』がモットーのミサコ、漫画家デビュー当時。

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