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目の前にあることをテーマに執筆する 作家 川端 裕人さん長女は本格的なバレエ教室に通い、公演や発表会もたくさんこなしている。
対話可能な人物にすることが教育目標長女は本格的なバレエ教室に通い、公演や発表会もたくさんこなしている。

お二人のお子さんへ対して、何か教育方針はおありですか。

方針というほど掲げていることはないのですが、子どもって育っていくものですよね。なにはともあれ、ご飯を与え、服を着せて、眠る場所を準備すればそれなりに育ってしまう。勝手に育つ怖さはあります。この子たちが大人になった時に、自分と対話可能な人になってほしい。すべての教育目標は、先行する世代と対話可能な人間をつくることにあるのではないでしょうか。あと20年たって、仕事をして自分の意見をもった時、親である僕と考え方にギャップがあるのは当然です。育ってきた環境自体が違うし、それは世界観の違いとしてあらわれる。それでもし対立しても、対話できる人であってほしい。願わくば論理的に親を言い負かしてくれ!と。

お二人それぞれキャラクターも違うとか。習い事はされていますか?

長男は論理派。長女は直感能力派。長男はクライミングを。川崎に屋内でトレーニングができるスクールがあります。電車を乗り継いで30分近く掛かる場所ですが、おもしろさに開眼して頑張って通っています。自分のペースと工夫で上達して行く感覚がいいようです。長女はバレエ教室に通っています。毎年、公演や発表会があって本格的な教室で親はしんどいんですが、本人は大好きのようです。身体能力は明らかに上の子より優れています。親が知らない世界で、他の大人に指導される場は大切だと思います。

この時代の子どもたちをどんなふうにお感じですか?

今の子は皆忙しいですよね。特に塾とか行っている子は分単位の生活をしています。時間の流れが僕ら子ども時代と違うので、かわいそうと思うより、違うものとして敬意をもって見守らないと。今は理不尽なことをいう偏屈な大人もいないし、暴力をふるう教師もいない。それによって伸びること、失われること。両方あるはずです。僕らだって同じように親とは違う時代を経てきた。なにしろ、上の世代には新人類なんて言われましたし。でもね、その後ちゃんと対話をする大人になっているとしたら、やはり自分の親の世代に感謝すべきなんでしょうね。とにかく食べさせていれば、子どもは育ってしまうのです。将来、対話ができる人になってくれるような教育、習い事を見つけたら、ぜひやっておくべきだと思います。

では最後に、習い事を考える親へ何かメッセージをお願いします。

偶然を大切にするということですね。子どもが熱中するものに出会えるのはとてもラッキーなこと。今の世の中では、たくさん選択肢があって迷うくらいですから、親の思い入れが反映しすぎない偶然の出会いこそ大事にしたいなあ、と。地域にもスポーツ系や文化系のクラブがあって、いろいろな大人が指導しています。そういう身近なところでも、フッと夢中になれる。集中する瞬間が子どもにはあります。それは大概、親の意図を離れたところにあるもの。そういうものこそ貴い思うんですよね。

 

---ありがとうございました!
頑張るお父さんは私のまわりにも結構います。でも川端さんはその誰とも似ておらず、とても穏やかな口調で膨大な知識量をもっていらっしゃる方でした。頭脳のハードディスク量がものすごい。私も昨年PTA役員として、なんだかいろんな矛盾を経験してきて腹の立つことがたくさんありました。それを一冊の本にすること。しかも「再活用論」という改善策を示してというのはものすごいエネルギーがいることで、並大抵の人間ではできません。本当に優秀な人は、こういうテーマの捉え方をして人に伝えられるものなんですよね。熱く語っているBlogからもパワーを感じます。作家・川端裕人さんの今後の作品テーマにも注目しています!

<了>
取材・文/マザール あべみちこ

活動インフォメーション
著書「PTA再活用論 ~悩ましき現実を超えて」

著書「PTA再活用論 ~悩ましき現実を超えて」
(中公新書ラクレ)

『婦人公論』で連載(計23回)された「みんなのPTAを探して」の書籍化。日本の母親にとって、逃げることができない通過儀礼ともいえるPTA。多くの人が不満や負担を感じながらも走り続ける組織を変えるためにはどうすればよいのか。また、どう変わってかなければならないのか。大変化期を迎えた公教育の一断面を示したノンフクション。

新書判
240ページ
定価819円(本体780円)
ISBN978-4-12-150294-0 C1237

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