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英国で最高位ダンサーとして注目のバレリーナ 佐久間奈緒さんズボンを前後ろ反対に着て踊るお茶目なバレエ少女。
バレエ漬けの12年間を経て17歳で単身渡英ズボンを前後ろ反対に着て踊るお茶目なバレエ少女。

学校へ通われてからもバレエ中心の生活だったわけですね。単身渡英までのバレエへの志とは?

5歳から習い始めた教室は家から3分で歩いて行ける場所にありました。指導者の先生も素晴らしかったのですが、5年そこで続けて10歳になった時、もう少しバレエに集中したレッスンをしたいと新たなバレエ教室へバスに乗って通うようになりました。母と相談して最終的に私が決めました。2つ目の教室には10歳から英国バーミンガム・ロイヤル・バレエ団へ入団するまでの7年間通いました。

渡英のきっかけとはどんなことでしたか?

2つ目の教室でも指導される先生が素晴らしい方で、私が一生バレエを続けたいけれど、どうすればいいか相談したのです。すると先生は「日本にはビジネスとしてバレエができる環境が残念ながらまだない。海外のバレエ団に入って仕事として世界を舞台にして踊るべきだ」とアドバイスをくださいました。中学3年生の頃、その言葉を聞いて「私にはこの道しかない」と確信しました。

そういう決断が中学3年生でなさるなんてすごく大人でしたね!

バレエがただただ好きで、バレエを辞める日が来ると考えただけで悲しくなったんです。続けるためには何が何でもその道しかないなら、その道を行くしかない!と。母はそういうことを熟知した上で「覚悟はできているの?」と聞いてきました。怪我をするかもしれないし、ある日突然踊れなくなる日が来てしまうかもしれない。そう言われても私は何とかしてバレエに関わる仕事をしたいし覚悟はできている…と伝えたら、この子はやらせても大丈夫と思ってくれたのでしょう。それならその道のために準備を…と先生も一緒に考えてくださることになりました。

単身で異国の生活は苦労がおありだったのでは?

英語がまったく話せないわけではありませんでしたが、やはり行ってみると聞き取れるけれど話せないし孤独感を味わいました。レッスン中に言われていることは理解できても、寮に帰ってから友達とコミュニケーションが取れなかった。それでも3ヵ月くらいしてその環境にすっかり慣れました。ロイヤルバレエ・スクールは春夏冬と長期休暇がしっかりあるので、その時期は日本に帰りました。でも2年生の春休みだけは帰らなかったんです。

それはなぜ?

毎回、両親に航空チケットを用意してもらうのが申し訳なくて。それでバイトをして自分で航空券のお金を作ろうと春休み中バイトをしたんです。春休みでほとんどの生徒は実家に帰っていましたが、空いているスタジオで自習をして夜は日本食レストランでバイトという生活。両親に言うと心配するので内緒にして、航空券を買って帰国する時に「あれ?お金はどうしたの?」と聞かれて「実は…」と告白。その時は感動…してくれましたね。成長したなぁ~と思ってくれたのではないでしょうか。

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