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しなやかな肢体を演技にいかす 小林 十市さん

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しなやかな肢体を演技にいかす 小林 十市さん

小林 十市(こばやし じゅういち)さん

1969年3月11日生れ。東京都豊島区出身。俳優、バレエダンサー。
落語家一族の出身で、祖父は人間国宝の5代目柳家小さん、弟は柳家花緑、叔父は6代目柳家小さん。
小さんの長女である母の直感(十市はバレエ向きの顔、花緑は落語家向きの顔)により1979年にバレエの道を歩み始め、スクール・オブ・アメリカン・バレエ(1986年~1989年)留学を経て、1989年8月にはスイス「ベジャール・バレエ・ローザンヌ」に入団。
2003年7月に腰椎椎間板障害のためバレエ団を退き、指導者の道を歩む他、各種メディアにも出演。
NHKの「からだであそぼ」にも出演している。 ≫ 小林十市さん 公式ブログはこちら

動と静の兄弟、道を見極めた母

十市さんは落語一門の御曹司で、弟の花禄さんは落語家になられました。 十市さんはなぜバレエの道へ進まれたのでしょうか。

母に半分強制的にバレエ教室へ入れられたのが始まりでしたが、子どもの頃はアウトドア派で木登りをはじめ、外遊びが中心で全然家にいませんでした。そんなあり余る体力を消耗させようという目論見で、バレエ好きの母に習わされ、それがうまくはまった。最初はちょっと照れ臭かったですよ。今でこそ男子もバレエ教室に通う子が多いですが、僕の時代はほとんど男子がいない状態で女の子の中に僕一人でしたから。でも先生が目をかけてくださって、習い始めて上達してコンクールで賞をいただいたりして。これだけやればこういう成果がついてくるというのが実感でき、楽しくなりました。

お家柄、やはり芸事には厳しかったのでは?

習い始めてからは、泣き言は一切許されませんでした。弟の花禄も9歳から高座に出させてもらい修業が始まりました。兄弟とも進む道は違ってもそれは同じでした。周りの皆が高校進学のために勉強している時、僕らは中卒で芸事の道を選ぶことを決めていましたから、同世代の皆とは違う意味で厳しさはありましたね。
僕は高校進学前にイギリスで賞を頂いていましたので、「十市はバレエ、花禄は落語」と僕らに進むべき道を与えてくれた母は、今考えると潔くて偉かったなぁと。
僕らはその道をただ走っていったわけですから。

十市さんの場合、中学卒業してすぐにNYへ留学されました。
まだ十代半ばで親元を離れるのは不安ではありませんでしたか?

いえ全然(笑)、うるさい母から離れられることがうれしかったです。
NYという街は治安がよくないと聞いていたので、日本と勝手が違うという不安は多少ありましたが、踊りという世界共通語で表現できましたし、これまで女子の中でポツンと僕一人が男子だったのが、NYでは世界中からたくさん男子が踊るために集まっていましたので。

言葉も文化も違う環境でバレエを続けてこられて、日本で暮らすご家族の後ろ盾は大きかったですか。

言葉はNY大学の夜間部の英会話スクールに半年間、週2回通いました。 英語で英語を学ぶので最初はとまどいもありましたが、半年終わる頃にはもう友達 もできていて、あとは実践の場で英語を学びましたね。なんとなく勘はいいほうで、 こういう状況ではこう言えばいいんだなと一つひとつ獲得して、とにかく彼らのライフ スタイルまで真似ていました。
仲間たちがアルバイトをして生活費を稼いでいるのをうらやましく思って、「バイトしたい」と日本にいる母に言ったら激怒されたことがあります。そんな時間があるなら稽古をしないさい、と。僕には祖父という心強いパトロンがおりましたので、経済的な苦労がなかったことは感謝しています。
母に迷いがなかったから、僕も花禄もまっすぐその道を歩めたのだと思います。

お母様をはじめご家族の存在も大きかったわけですが、バレエ教室の先生はどんなご指導をされたのでしょう?

バレエの先生は目標を作ってくれたことに感謝しています。「今度イギリスでコンクールがあるから、それに向けて頑張りましょう」というふうに、その都度目標をもって、それをクリアしていくことを教えてくれました。その延長線で「じゃあ留学します」という流れでした。もともと母が「やるなら本場で」と考えてのことでした。

祖父の小さん師匠に鍛えられ、剣道も初段の腕前。

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