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科学の楽しさを広めるサイエンスライター 内田麻理香さん一番右の赤いバッグを持っているのが内田さん。
スペースコロニーをつくるために東大を目指す一番右の赤いバッグを持っているのが内田さん。

いろいろお出来になって、中学校は私立へ進まれましたね。

私立に進んだのは不純な動機がありまして(笑)。バレエを辞めてバイオリンを習うようになって、電車で通っていたのですが、当時胸にエンブレムのあるブレザーのカッコいい制服を着た人を見て、「この学校に行って、この制服を着たい!」と思いまして。それで中学受験をすることにしたのですが、塾へ行こうかという時に、家で勉強をしようと。父が先生役をしてくれました。

お父様が教えてくださったのですね!親子喧嘩になりませんでしたか。

根気よく教えてくれましたね。父はわからない問題は一緒に「これはわからない、むずかしいね」と正直でしたので、あまりぶつからなかったのかもしれません。気が長い人なのでしょうね。私にはできません(笑)。父の場合は特殊能力。将棋4段で近所の子どもたちに将棋教室を開いて教えていたこともあったので、教えることが好きだったのでしょう。

勉強する環境はとても恵まれていらして。科学への目覚めは、いつ頃のことで。

中学1~2年の頃にガンダムを見て「スペースコロニーをつくる!」と思い始めまして。あんなに大きなものをつくるなら国の機関へ行かないとダメだろうと。それで東大へ。突出した科目があるわけでなく、平均的にどの科目もできれば東大入試は向いていると思います。私はどちらかというと文系か理系かわからない。むしろ理系科目のほうが苦手でしたが。大学4年生の頃に、官僚になろうと思った時期がありましたが、担当教官に反対をされまして。まず専門性を身につけろと。官僚になる人は事務処理能力に優れています。私はそうではなくて(笑)、それで専門的な勉強のため大学院へ進学することに決めました。

大学院ではどんなテーマの研究を?

分析化学といって、濃度の薄い溶液を測る感度の高い計測器について。レーザーや顕微鏡を使って研究をしていました。考えて進めることと習熟度が問われる研究でしたが、私には向いていませんでしたね。

同じ研究者の方とご結婚されて、今はお子さんがお二人いらっしゃいますよね。どのような教育方針で育てていらっしゃいますか。

小学1年生と3年生の息子で、二人とも「やれ」といわれるとやらない。親としては、同じ本ばかり読んでいるので違う本も読んでほしいと思って、どう?と見せるとプイっとなる(笑)。本棚にさりげなく忍び込ませておいても無視される。二人とも私ととてもよく似てしまったようです。上の子は観察好き。下の子は気が変わりやすいけれど、一時期は漢字にはまっていましたね。ひらがなは書かずに先に漢字を(笑)。皆ができているひらがなよりも違うものをやりたいと。しかも自分の名前ではなくて、書く漢字といえば「麻生太郎」。学校で好きな科目を聞いても、国語や算数って出てこないです。好きなのは音楽と生活だそうで。今はロボットに興味があって、将来はロボットを作りたいと。

左側が内田さん。2歳違いの妹とはいつも一緒で、双子と間違われることもあった。

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