お話しを伺っていると、とっても素直に成長されて素晴らしいなぁと感じます。
ご両親の教育方針というのは何かおありでしたか?
我が家はクリスチャンでして、日曜学校に通う敬虔な信仰をもつ家庭でした。
父は賛美歌をたくさん作曲しており、ENERGYというアルバムで一曲披露しています。
信条としては、「いつも喜んでいなさい」ということかな。
不満とか不平とか言うのは簡単ですが、現状に感謝することって案外難しい。
でも、そういう気持ちを持つことの大切さを両親には教わりました。
信仰が家の基本にあると生きていく姿勢が違うのかもしれませんね。
真部さんはまだ独身でいらっしゃいますが、子どもたちに何かメッセージをいただけますか。
曲がってほしくない。常に相手の立場で物事を考える人になってほしいです。
聖書の影響もあるかもしれませんが、人のために何かやってあげることって大切です。
将来どんな仕事を目指すにしても、机の上で勉強するだけでなくて、土をいじったり、
虫をいじったりすることで、心が育っていくものだと思います。
家に閉じこもってゲームばかりでなく、遊ぶときは多少の危険をおこしながらでも外で
遊んでほしいです。
夏休みになると、虫に目の色変える子がたくさんいそうですね。
そういう子どもがこれから減らないように祈っています。
では、今後取り組みたいテーマや活動などは?
色々ありすぎです(笑)。ジャズの即興は、もっとどっぷり使って、アメリカのピアニスト、ブラッド・メルドーのように、自由に即興できるようになりたいですね。
何年もかかりそうですが(笑)音楽家は自分に満足する日はきません。
音楽には一生貪欲でありたいです。
真部さんの音楽を聞くと、いい言葉をもらったように心のエンジンを刺激される気がします。
まだまだヴァイオリンで、音楽で、できることがたくさんあると思います。
これからもっと色んな経験をして、自分の中にある五感を刺激して、それを音楽に反映させていきたいです。
---ありがとうございました。
音楽を愛するファミリーでお育ちになって、自分の好きなことにまっすぐに、
ヴァイオリンを大切にされてきた真部さん。
美しいクラシックで心溶かされる一方で、とってもユニークなパンクロックみたいな音楽も演奏されます。
まだまだ可能性をたくさん秘めた真部さんの奏でる音色。
これからがますます楽しみなヴァイオリニストです。
<了>
取材・文/マザール あべみちこ
「ENERGY」
タイトル通り、ピアノとヴァイオリンの美しい二つの音色に心溶かされ、パワーチャージ!
「ごった煮」
セレブ弦楽四重奏団と命名されたユニット。ヴァイオリニスト3名、チェロ奏者1名で構成する耳に心地よい弦楽。
「SNAKE "Snake deux"」
チェロ奏者丸山朋文さんとのコンビ。きいて、うたって、おどって「音を、楽しむ」抱腹絶倒のスネークミュージック。