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辻󠄀本好美さん

辻󠄀本 好美(つじもと よしみ)

尺八奏者。1987年生まれ、和歌山県出身。尺八奏者である父の影響で、高校入学と同時に尺八を始め、日本の最高峰の音大である東京藝術大学音楽学部邦楽科へ入学。卒業後は確かな技術と親しみやすい性格で、純邦楽からPOPSまで幅広く活躍している。その活動は国境を越え、アメリカ、イタリア、フランス、ブラジルなど世界中から招致され、海外公演は24カ国33都市、53回を数える。2015年に辻󠄀本好美が参加した和楽器カバーの動画が世界中のSNSで大反響を呼ぶ。これを契機に、日本の伝統楽器の素晴らしさを世界中の幅広い世代の人にもっと知ってもらいたいという想いを抱き、ソロ・プロジェクト"Bamboo Flute Orchestra"を結成。2016年にSMEレコーズよりアルバム”SHAKUHACHI"で史上初の女性ソロ尺八奏者としてメジャーデビュー。日本の伝統楽器を世界中の幅広い世代の人にもっと知ってほしい!その想いを胸に日々活動中。»  辻󠄀本 好美 公式サイトはこちら

自然を愛し、枠に嵌まらないスタイル。

お父様が尺八奏者で、お母様が箏奏者でいらっしゃる音楽一家ですね。幼少期はどんな思い出がありますか?

父は整骨院を営む傍らで、尺八の演奏もしていました。母も整骨院を手伝いながら、箏を教えたり。私が通っていた高校にも邦楽部の特別講師として来ていました。母は昔から勉強好きで、公文へ通わせてくれましたが私はあまり勉強は得意ではなく(笑)。向かいの家に住む2歳上の幼馴染と一緒に外遊びばかりしていました。どちらかといえば机にじっと座っているのが苦手。両親の仕事が忙しい時は祖父母に預けられ、自然豊かな山で遊んだ思い出があります。

和歌山の自然豊かな環境でお育ちになって、尺八は常に身近にありましたか?

尺八は父が練習している時に、かまってほしくて私も吹いている真似をしたり、吹いている楽器の穴を塞いでいたずらをしたりしていました。子どもの頃から尺八を演奏していたわけではなく、本格的に始めたのは高校生からです。母校に邦楽部という部活動があり、そこで尺八を始めました。小学校の頃はリコーダーも吹いていましたし、家では父が尺八を演奏していて楽器に触れる機会は常にありました。

楽器といえば、ピアノも習っていらしたのでしょうか?

小学校の頃にピアノも習わせてもらいましたが、当時はさほど熱心に練習をしなくて…興味がなかったのです。今になって「あの時もう少し真剣にやっていれば…」と後悔しています。レッスンの時間に座っているだけで、弾けるというレベルには到達しませんでした。あの頃は「ピアノは女の子が習うもの」と私は思っていたので、女の子チックなことが苦手な私は、常に辞めたいと思っていたのです。本当にもったいないことをしました。

意外ですね。辻󠄀本さんの演奏は自由で、尺八という楽器のイメージが覆されるような音色です。どんな想いで演奏を?

私自身、枠に嵌まった生き方が苦手です。苦手というより枠に嵌まることができないので、やりたいようにやるという結果になっています。そういうふうに続けてきて、今のスタイルがあります。尊敬する先輩方がいらっしゃるので、常に刺激を受けてあの先輩のように演奏したい…という想いはあるので、できる限り楽しく学ぶ姿勢で取り組んでいます。

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