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コピーライター キリーロバ・ナージャさんイギリスのクラスは「8・9歳クラス」と年齢でクラスを呼んだ。(8歳の頃)
言葉の勉強より、自分の立ち位置を学ぶこと。イギリスのクラスは「8・9歳クラス」と年齢でクラスを呼んだ。(8歳の頃)

ナージャさんはロシア生まれで、その後、時系列でどこの国へ転校を?語学を修得するだけでも大変な経験だったと思いますけれど。

旧ソ連で生まれ小学1年生の7歳までロシアで育ちました。その後、日本の京都で1年、イギリスで半年ちょっと、フランスで1年、日本の東京で1年、アメリカで1年、また日本で1年、カナダで2年ちょっと、そしてまた日本へ。日本だけでも京都、東京、名古屋、札幌…と転々と。実は私、めちゃくちゃ人見知りなので、学校では全然しゃべる子どもではありませんでした。言葉がわからないから、先生が日本でいうところの「今日からお友達の・・・」と紹介しているらしい感じはわかっても、一言もしゃべれないので黙ってニコニコして終わり。しゃべれないから観察していると段々状況がわかってきます。皆、転校生に興味があるし、3か月くらい経つと自然となんとなく少し会話もわかるようになって、この言葉とこの言葉はこういうことかも!と気づくんです。語学は、花粉症と一緒だと思っています。自分の中に溜まってくるとある日しゃべるようになるので(笑)。

語学は花粉症!耳から修得する良い事例ですね。学校嫌だな~行きたくないなぁ!と思ったことはありませんか?

どの国でも最初は多くても会話の2割くらいしかわからなくて、小学校時代は先生が言っていることがほとんどわからない時間が長かったです。やっと慣れた頃にまた次の学校へ転校…の繰り返しで、それが普通だったし、短い間だと知っていたから特に嫌だと思いませんでした。家ではロシア語で国語と算数の勉強を母が教えてくれていたこともあり何とか2科目はできたので、両親は学校では楽しんでくれればそれでいい、という考えでした。今から思うとそれがよかったのかもしれませんね。

世界各国の学校を体験されて、この国は印象深い!というところはございますか?

イギリスは5,6人でひとつの机を囲んでグループワークをするチーム制で、得意科目の違う子が集まって、生徒同士教え合いながら勉強していました。そうするとわからないことがあっても悪目立ちしない雰囲気だから、わからないコンプレックスがあまり生まれない。でも難しい算数の問題が解けたからといって自分の手柄になるのではなく、わからない子に教えてあげることは、最初カルチャーショックでした。もっと速く!もっとうまく!という競争の国からやって来て、人に教える楽しさや、自分の知っていることをシェアする喜びを体験して衝撃だったのと、どういうふうに伝えるとわかってもらえるのかを知ることができました。同じ「学ぶ」なのに思想がこんなに違うんだなあって。

文化が違う国でそういう体験ができたのは素晴らしいですね。他にもありましたか?

フランスの学校も良い意味で刺激的な発見がありました。フランスでは外国人クラスというのがあり、小2から小5くらいまでが同じクラスで1年くらいフランス語をメインに習うシステムでした。10か国くらいから集まっているそのクラスに私もいました。フランスはよく議論をするので、言いたいことがあるからしゃべるようになる学習スタイル。ある時、何かについて話す時に「特に主張したいことがないのは、もしかしたら言葉の問題ではなく、自分の立ち位置がわかっていないから主張できない」ということに気づいたんです。例えば宗教の話をする際も、自分の家の宗教はなんだっけ?なんでなんだっけ?と改めて振り返って家族に聞いてみたりする。そうすると「自分はこういう人である」と少しずつわかります。その観点から自分の意見を主張し、他の意見が聞きたくなるからしゃべるようになります。いろんな人がいる中で、自分は何を大事にしているのかが、わかるようになりました。コミュニケーションの醍醐味をしった瞬間でした。

体育の時間がないフランスでは、体育の時間は公園でフリスビーをした。(9歳の頃)

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次回は、アーティストの門秀彦さんが登場。心を伝えるのは声や言葉だけでなく手話や絵、音楽などもあります。自由にのびのびとその楽しみを分かち合い、各地で繰り広げている門秀彦さんの創作活動に触れるとコミュニケーションの可能性は無限大と感じます。TALKING HANDSに込める意味、ご自身の子育てについてもお聞きしました。どうぞお楽しみに!

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