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7本指のピアニスト 西川悟平さん緊張を消すにはイメージトレーニング、練習量と、リハーサル。どれひとつ欠けてもダメ。
うまくいかない時は、じっくり考えられる機会。緊張を消すにはイメージトレーニング、練習量と、リハーサル。どれひとつ欠けてもダメ。

たくさんのエピソードや偶然にしてはドラマチック過ぎる!というミラクルが悟平さんには常に起こっているように感じました。不可能を可能にするミラクルを起こすために、どんな言葉でイメージしていますか?

必ずポジティブ思考/言動/行動で、徹底します。時には、胃が下がりきるほど緊張し、引きこもる程ドッと落ち込む時もありますが、その時でさえ「あ、これを機に、後は上がるいっぽうだ。絶対に後は上手くいく!」と思うようにしています。実は、上手くいかない時の方が、習うことが多い気がします。物事がうまく運んでいる時は、じっくり考える時間が少なくなります。 何をやってもダメな時こそ「あ、じっくり考えられるチャンスが来て、僕は幸せ者だ!」くらいに思うようにします。何度も何度も自分にこう言い聞かせると、奇跡が起きてきます。時々、「悟平だから出来るんだよ!」とか言われる時があるけど、僕は誰にでも奇跡は起きると信じています。僕は無宗教ですが、いつも物事をポジティブに見たり感じたりしようとしています。

夢が叶うとか成功するためには、どん底にいる時にこそ学ぶべきことが多いですよね。悟平さんは「自分にならできる!」とイメージすることも上手なのでは?

僕は、ありえない目標が出来た時は、いつももう既にその目標を達成したような気分で、楽しくワクワクしながら行動するようにしています。「叶うといいなあ!叶ったら楽しいだろうなあ!」と、想像しながらワクワクドキドキするんです。でも、想像しているだけではダメなので、それを得るためのリサーチや、練習や、準備などは、コツコツと続けます。 僕の一番の敵は、僕自身。なかなかコツコツ続けるのが難しい時もある。そういう時は「できるできる!」と自分に語りかけます。周りから見たら、馬鹿だと思われそうですが、僕は自分の気持ちを上げて、前進し続けられる気持ちを持ち続ける努力も、ある程度必要だと思っています。

そういう思考が身に付いたのは仲良しでいらしたご両親の影響も大きいのでは?お二人から学んだことはどんなことですか?

かなり浮世離れした両親でした(笑)。父はいつも母を褒めて「美子(よしこ)ちゃんは、日本一美人だ」と讃え、母がインスタントコーヒーひとつ淹れても「美子ちゃんの淹れたコーヒーが、一番っ!美味しいわあ!」などと言い、いちいち母を喜ばせていました。笑いが絶えない家庭環境で、いつも「ありがとう」と言う感謝の言葉と、「綺麗やなあ」「美味しいなあ」と褒め言葉を発していました。この環境は、人とコミュニケーションを取り、自分の気持ちを素直に表現するのを自然なことだと思えるようにしてくれました。 褒め上手の父が一番嫌った言葉が、愚妻と愚息。「なんで、愛する妻と息子達を、仮に社交辞令だとしても、愚かと言うのはおかしい」とよく言っていました。これは、今考えると非常にアメリカ的だ、と感じます。

親が幸せな思考だと、幸せな子どもたちが育ちますね。では、今の子どもたちに思うこと、習い事を考える親たちにメッセージをお願いします。

すべてがコンピュータ化され、インターネットの普及により、何もかもスピード社会の中、子どもがiPadやスマホを持つ時代になりました。そんな時代だからこそ、逆にゆったり時間をかけて作り上げるものに挑戦してほしい。クラシックをはじめ、音楽はその点素晴らしい効果があると思います。子どもが楽しいと思える習い事を勧めてほしいですね。嫌いなことを無理やりやらされてダメ出しされるなら、好きなことをやって褒めてもらう成功体験は、後に自分の自信につながるはずです。

最後に、ジストニアという病について。克服されて活動再開された今のお気持ちをお聞かせ頂けますか?

ピアニストとして再起不能と言われましたが、「指がまた楽に動くようになる」「好きな曲をまた演奏できるようになる」など箇条書きにした紙を、ベッドの横とトイレに貼って、毎日唱えていました。そして、手をさすりながら「酷使してごめんね。また演奏できるようになろうね」と、自分の手に向かって話かけてきました。頭がオカシイと思われるかもですが、本当に動きだしてくれました。 そして、チャリティーコンサートでの収益金は、全てジストニア財団に寄付し、治療開発費の一部にしてもらいました。まだ完全に両手の指が回復したわけではありませんが、今ではだいぶ演奏できるようになってきました。 一時は、自殺を考える程憎んだジストニア(神経系運動障害)を、今は『天からの贈り物』として受け止めています。不自由があるお陰で、普段だったら気にしなかったであろう些細なことでもありがたく感じますし、この病気によって沢山の素晴らしい方々にも出会えました。これも、「半分空っぽ、半分満タン」の諺の通り、不自由だから不幸だ、と取るか、その逆にありがたく思うかで、僕の人生は、今はとっても幸せなものとなっています。周りの応援にも感謝しています。

---ありがとうございました!
先月(5月13日)に、小学生の頃から憧れていたマイケルJフォックスさんとお会いして、素晴らしいひとときを過ごす夢が一つ叶ったという悟平さん。不可能を可能に転じられるパワーの源を今回改めて感じることができました。ピアニストになるだけでもスゴイことですが、国際的な舞台で、しかもジストニアという病を持ちながら演奏活動に臨める悟平さん。人を揺さぶる演奏は、技術的に卓越したスキルだけでなく、心に沁みる経験をもつ人が発する波動なのかもしれません。6月中旬のトークショー&ピアノライブを楽しみに伺います!これからも世界を舞台に益々のご活躍を。

<了>
取材・文/マザール あべみちこ

活動インフォメーション

西川悟平さん 活動情報

7本指のピアニスト 出版記念 2日間コンサート&トークショー

【初日】

公演日 6月17日(水)
開場 / 開演 19:30 / 20:00
料金 ミュージックチャージ:¥4,500
会場 六本木クラップス

【2日目】

公演日 6月18日(木)
開場 / 開演 19:30 / 20:00
料金 ミュージックチャージ:¥4,500
会場 六本木クラップス

日韓親善姉妹校締結記念コンサート

日韓親善姉妹校締結記念コンサート

  • 日時: 2015年6月30日(火)
  • 開場: 17:40 / 開演: 18:20
  • 会場: 東成区民センター大ホール
  • 入場料: 無料 (要予約)
  • 両校と両国の親善の思いを込めて、第一線で活躍する音楽家たちが紡ぐ至福の夕べ

書籍紹介

7本指のピアニスト

  • 7本指のピアニスト
  • 西川 悟平 著  朝日新聞出版
  • 定価 1,620円(税込)
  • 発売日 2015/4/20
  • 病気のため両手合わせて7本しか指が動かないNY在住のピアニストが起こしてきた数々の奇跡。15歳から志して音大に入学、 医師から「一生ピアノは弾けない」との宣告を受けるが……。 「大人になっても絶対にピアノが弾ける方法」も紹介。

西川悟平さんによる最近の演奏がYouTubeでお聴きになれます。

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次回予告!

ドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」監督 田中悠輝さん

次回は、ドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」監督の田中悠輝さんが登場。障害者の自立生活とはどういうものか?自分を、社会を、変えていこうと奮闘する人々を見つめ、生きづらさを抱えた人が自分らしさを取り戻す姿を丁寧にカメラで追ったドキュメンタリー映画「インディペンデントリビング」。自らも介助者として働く田中悠輝さんの幼少期のお話を始め、3年間撮影した渾身の作品について、じっくりお聞きしました。どうぞお楽しみに!予告編はこちら。

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