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中学受験ビジネスの実態に迫るジャーナリスト 横田増生さん『ユニクロ帝国の光と影』(文春文庫)なぜ、正社員が1割しかいないのか?調査報道によってユニクロの真の姿に迫る。
ポーカーフェイスで追跡する緻密な取材魂。『ユニクロ帝国の光と影』(文春文庫)なぜ、正社員が1割しかいないのか?調査報道によってユニクロの真の姿に迫る。

ところで横田さんはジャーナリストになるまでどんなお仕事をされていたのですか?

大学卒業後は新聞記者になるつもりでしたが、就職活動する時期が遅すぎて募集が終わっていて。それで予備校で英語講師をしていました。大学時代の専門は英米文科。クラブはESSに所属していたので英語は実際に使うのに苦労しないレベルまでになりました。でも、中学・高校の頃は「こんなもん使うわけない」と言い訳しながら全然勉強しなかった。予備校で教える側になって初めて本腰を入れて勉強したので、基礎の大切さを改めて知りました。

基礎を勉強する姿勢が、数多くの裏付けデータとか、取材する人からコメントを引きだす力にもなっているように思います。でも、いじめのあった学校取材では御苦労もおありだったのでは?

いじめの起こった学校には最初、普通に学校取材をということで訪ねて、最後に、いじめ問題について話を聞かせてほしい…というと校長先生が震えだしてしまって、理事長や広報担当者が出てきて「そんなことを聞くなんて今回の取材趣旨と違うからおかしい」と言われたり。最終的に1対5になりましたが僕は怯みませんでした。だって『おかしい』という言葉は学校の立場から言っていることでしょう?保護者にとってみれば、その学校について知りたい情報なのですから隠す方がおかしい。必要があると思っているから聞いているわけで、事実を確認させてほしい…と僕は言いました。場数も踏んでいますからプレッシャーには負けませんが、胃は痛みますよ(笑)

ジャーナリストとして大事な資質ですね。中学受験って合格して終われば一丁上がり…みたいな気分になりますが、実はその後退学して公立中に転校したり、いじめ問題があったり、学校行けずに引きこもったり…ホントにいろいろありますが、そういう情報も学校側は一切出しませんからね。

中学受験は塾発信の情報がほぼすべてです。小学校は関わらないですし、ある意味で塾はやりたい放題です。高校受験は中学校が必ず介在しますからある程度の情報は得られます。お金がいくら掛かって、人間関係がどんなものなのか、問題があっても誰も対処しないとか、この先もっとお金が掛かっちゃうかも…とか。そういう情報も出して初めて中学受験をどうするか?という話しが始まるのだと思いますよ。いいカードは既にたくさんのメディアが出して刷りこまれていますが、悪いカードも揃えてこそ。中学受験で700万を使う前に、840円のこの本でそういう情報が得られるなら安いものです(笑)。

おもしろい(笑)。横田さんの場合、教育分野だけではなくジャーナリストとして企業の問題点をあぶり出す本を何冊も書かれてきました。特にアマゾン、ユニクロといった新鋭企業の実態に迫る著書は注目され、ユニクロには裁判で勝ちました。発奮の源は何でしょう?

なんでもそうですが、出てくる情報が良すぎる場合は胡散臭いと思ってほしい。3年ほど前に『ユニクロ帝国の光と影』という本を書きました。この本を書く以前、ユニクロについて書いた本のほとんどは、“ユニクロ礼賛本”でした。しかし、先にお話した通り、物事にはいい面があれば、悪い面もあるわけで、そこを調査報道という手法で書いたわけです。すると、ユニクロ側が版元である文藝春秋に対し2億円を超す名誉毀損で訴えてきました。ただ、そこで負けたくないと思ったのは、事実を伝える役目がジャーナリストにはある、という思いでした。それは、この『中学受験』を書く際にも同じ気持ちです。

『潜入ルポ アマゾン・ドット・コム』(朝日文庫)自らアマゾンの心臓部である物流センターで半年間働き、その体験を元に躍進するIT企業の驚異的な成長の裏に隠された真実に迫る。

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