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教育環境設定コンサルタント 松永暢史さん「男の子は10歳になったら育て方を変えなさい」(大和書房)
母子関係シフトチェンジの時期がくる「男の子は10歳になったら育て方を変えなさい」(大和書房)

先生の本では10歳という年齢をターニングポイントにしていますが、成長の個人差はあっても概ねその辺から体が変化してくると同時に母と子の関係を変えたほうがお互いのため。その点すごく共感しました。

母親が子どもとの関係性を変えない限り、反抗期はひどくなります。反抗期は「自分は子どもじゃない。一人の大人として認めてほしい」という心の叫びでもあります。同時に、親は「親」である以前に一人の人間なんだと気がづいて、自分の親は一体どんな人間なのかを必死に探ろうとして反発を試みています。

うちは中1の冬に大バトルして親子関係を見直していろいろ変えました。もともと反抗的な息子に手を焼いていましたが、うちはひとり親だということもあって二人分がんばってしまっていた。振り返るとある時期まで本当に子どもにとても熱心だったような気がします(笑)。

親が趣味などの自分自身の時間を楽しむ。あるいは愛情のベクトルを息子以外に向けることです。そして「手は掛けずに目は掛ける」。一個の人間として扱われていることがわかれば、反抗期もそうひどくはなりません。また一方、思春期は自分でもよくわからないモヤモヤした気持ちを抱えている時でもあります。友達との関係、好きな女の子への思い、勉強のこと、将来のこと。悩みは山ほどある。友達に傷つけられて帰ってくることも。でも、そういうモヤモヤを自分の中で消化する術を覚えることも大切な心の成長。自分で自分の気持ちを律することを「自律心」と言いますが、最近の子どもたちは自律心がしっかり育まれていないように思います。「体験」が足りないのです。人を傷つけるようなことが無い限り、母親が先回りして考えたり、物質的に用意したりすることなく、できるだけ手を出さずに見守ることが大切です。

その通りですね。著書には「オチンチン力を潰すな!」とか「反抗期でも勉強させる方法」など具体的にそうそう!そういうことなんだと気づかせてもらえるアドバイスがいっぱいです。その中でも、しつけの定義付けは特に共感しました。家での役目を何かしら任せることが人格形成につながるのですね。

しつけとは「社会で生きて行くための力を身につけさせること」。自立を促すのもしつけの一環です。そのために「お手伝い」と「旅」の勧めをしています。ここでいう「お手伝い」とは、何かしら役割を与えて任せることです。そしていったん任せたら口出しや手出しはせず、その子の責任のもとでまっとうさせること。詳しい理由は本に書いてあります。

今さら何やってんの?と言われそうですが、中3息子にふろ掃除担当を任命して毎日やってもらっていたらビックリするほど変化がみられました。あんなに汚すの専門だった子が、お風呂場をキレイにすることを心がけるようになったという。

家庭の中で役割を持てば、自分が家族の構成員であるという自覚が生まれ、自立心は養われます。子ども部屋もそうですが、汚いと困るのは自分自身。まずはそのことをよくわからせて、きれいにすると何よりも気持ち良く過ごせることを体験として教えるようにすればいいのです。

リアルな体験が男子の好奇心を育てる

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