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双子のユニット和楽器奏者 AUNさん鬼太鼓座の一員だった頃。アメリカの各新聞にも何度も掲載された。
12年間の海外公演で培ってきたこと鬼太鼓座の一員だった頃。アメリカの各新聞にも何度も掲載された。

偶然にしてもすごくラッキーな始まりでしたね。それから本格的に演奏活動をされるように?

初めての演奏で目の前の1000人くらいのお客さんが総立ちになって拍手喝さいをしてくれた。まさか、こんなに感動してくれるものなのか? ! と。
カルガリーから一旦帰国し、高校の卒業式を終えて3年間の修行の後、再び今度はアメリカへ。最初は助っ人のつもりで長くやるつもりはなかったのですが、好き嫌いは別として何かやらなければならないような気がして。3年間アメリカに行きっぱなし、全米一周マラソンで走りました。毎日30キロから60キロ走るわけです。公演してお金を貯めながら、全州回った。3日に1回くらいアメリカのどこかの新聞に僕らのことが載っていました。

アメリカの3年間を皮きりに30歳までの12年間は世界各国でツアーをされてきました。実地で音楽活動へ入られたわけですね。日本に帰りたいと思いませんでした?

僕らが世界を回っている間、日本はバブル景気だったようですが、まったくその時代いなくて知らなかった。帰国したくても資金がなくて帰れないことがありましたが、バブルの終わり頃、ようやく日本での公演も決まり、何年ぶりかで日本へ帰ってこられた時は泣きました。飛行機の中でNHKのニュースを見て懐かしくて。日本へ戻ってまたヨーロッパ行って、アメリカへ渡ってとずっとツアー続きで家がない状態。小さなトランクひとつ持ってホテルで生活していました。20代はずっとツアー人生で、30歳の節目を迎えてはたと「これじゃ、いかんのでは?」と思い始めて。この後もツアー人生だとしたら、あと10年は同じかもしれない。卒業するなら今だと。二人で独立してAUNを結成しました。

そのユニット名、AUN(アウン)は『阿吽の呼吸』から付けたもので?

双子ならではの阿吽の呼吸、ツーカーというか。日本語もアから始まってンで終わるし、それと1本の三味線を2人で弾く曲で『阿吽三味線』というのがあって、それがユニット名の所以となります。二人で始めて鬼太鼓座(おんでこざ)のステージの時よりも、自分たちの看板でやったという、やり遂げ感があった。それから、いろいろな偶然も重なって運よく和太鼓が入手できたり、一旦は和太鼓を卒業したはずが、もう一度やってみるか!ということになったんです。

なぜ和楽器なんでしょう? 和楽器でどんな音楽を奏でたいとお考えでしたか?

まったく先入観がなかったから初めて観た時に、かっこいい!と思えたんですね。
新しく思えた。ただ単にうまく演奏したり、譜面で作っているのではおもしろくない。
曲の背景とかテーマを思い浮かべて演奏する。たとえば松本清張の「黒地の絵」という有名な小説があります。この物語は太鼓のリズムがキーワード。このストーリーをイメージして太鼓のメロディーをうまくつかって10分くらいの曲を作りました。

左から二人目が公平、その隣が良平。全米一周マラソンで走り、全米中に注目された。


3日に1回くらいアメリカのどこかの新聞に二人の記事が載った。

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