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パラリンピック競泳金メダリスト 成田 真由美さん

パラリンピック競泳金メダリスト 成田 真由美さん

パラリンピック競泳金メダリスト 成田 真由美さん

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パラリンピック競泳金メダリスト 成田 真由美さん

成田 真由美(なりた まゆみ)さん

1970年、神奈川県川崎市出身のパラリンピック水泳選手。
13歳で「脊髄炎」を発病、両下肢麻痺となる。
1993年身障者国体に出場(陸上)、1994年東北身体障害者水泳大会に出場。2種目で大会新記録を出し優勝。 1995年プレパラリンピックアトランタ大会出場。1996年アトランタパラリンピック大会出場。6種目に出場し、金メダル2個・銀メダル2個・銅メダル1個獲得。2000年シドニーパラリンピック大会出場。7種目に出場し、金メダル6個(世界新5)・銀メダル1個獲得。2004年アテネパラリンピック大会出場。
8種目に出場し、金メダル7個(世界新6)・銅メダル1個獲得。2008年北京パラリンピック大会出場したもののクラス分けの変更があり、それまでより障害が軽いクラスに入れられたために苦戦しメダル獲得はならなかった。

勝つために泳ぐ。そのための日常

成田さんは4度もパラリンピックに出場されて、その合間に手術や入院を何度も経験されながら泳ぎ続けています。先日も大きな手術をされました。
勝つためには体調が肝心ですが何度もの手術、不安ではありませんでしたか?

股関節の手術だけでも、この3年間で4回も受けています。手術をしても薬を飲んでも治らない病気もあるのに、手術をすれば治るなら恵まれています。
手術をすればまた泳げるようになる。手術への不安より早く泳ぎたいという思いのほうが強いんです。入院するたびにお友達をいっぱいつくるのが楽しみ(笑)。周りの人たちは大丈夫?と気遣ってくれますが、何ごとも考え方だと思います。
確かに落ち込んでしまう材料はたくさんありますが、病院のスタッフはどんな人たちだろう?病院食にその土地のおいしい名物は出るのかな?など、そんなふうに入院中の楽しみを考えれば楽になります。
また、そういう気持ちのほうが絶対病気も治るはずですから。

持って生まれた強さはあるかもしれませんが、スイミングで鍛えることで精神的にもっと強くなったというのは?

水泳を始めてから、タイムを伸ばす楽しさを知りました。タイムを縮めるために練習を重ねますが、楽な練習をしてもタイムは伸びません。限られた時間の中で中身の濃い練習をすると決めて、自分自身が鍛えられました。
私には、「パラリンピックでメダルを取る」という明確な目標があったので、そのために何をしなければならないのか?ということは身にしみるほどわかっています。
ですから、子どもたちが習い事をする場合でも同じように、「どうして泳ぐのか?」を考えてほしいんです。何ごとも好きという気持ちが基本にないと長くは続けられません。
目標があると日々の生活も頑張れる。私なんて水泳のために日中は動いているようなものです(笑)。今回の手術も「泳ぐため」の手術、ご飯を食べるのもインフルエンザにかかって泳げなくなったら大変だから。
私にとって食べることも、眠ることも、日常の全てが今は水泳のためと言っても言い過ぎではありません。

目標は次のロンドン・パラリンピックでメダルを取ることですよね。
練習は毎日ですか?1日にどのくらい。

1日1時間半くらい、集中して泳ぎます。大会前の練習はとても激しいです。
私は交通事故の影響で体温調節ができないので汗がうまくかけません。そのためコーチが泳いでいる私にホースで水をかけて私の体を冷やしてくれます。
背泳ぎの時は特に顔にかかりますので息ができない。だから余計にちょっとしたいじめに見えるみたいですよ(笑)。練習終了後のコーチは爽やかな笑顔なので、きっと私の練習でストレス発散していますね!

メダルを獲得するにはコーチとのコンビネーションも大切と思いますが、何か思い出深いエピソードはありますか?

そうですね。コーチには95年から指導を受けているので、かれこれ15年の付き合い になります。思い出と言えば、はじめてのパラリンピック、アトランタの時ですね。
パラリンピックには、自分のコーチを連れては行けないのです。その心細さもあって、コーチに思わず「勝てるかな?」って聞いてしまった。そうしたら「おまえさ、勝つんだ!って気持ちで行けよ。勝てるかな?じゃあ負けるよ、その試合」と言われました。
気持ちの持ち方は勝敗につながる。アトランタ前にコーチにそう言われて以来、どんな試合に行っても、私は勝つためにここにいると思って泳いでいます。
パラリンピックでは、皆緊張しています。『私は勝つためにここにいる。あんたになんか負けないわよ、ふん』くらいの気持ちでいないと(笑)。

パラリンピック前は練習もきつくなるため、必ず定期的に体のケアを行う。

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