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プロレス人気の裾野を広げた 髙田 延彦さん幼稚園から小学校6年生の子どもたち対象。道場で体当たりしてくる子どもの顔は輝いている
体を思いきり動かして汗をかいて心の毒を流す幼稚園から小学校6年生の子どもたち対象。道場で体当たりしてくる子どもの顔は輝いている

子ども向けの格闘技イベントを開催されていますが、参加することによって子どもたちはどんなふうに変化しますか?

大人も子どももストレスを感じてため込むメカニズムは変わらないはずです。人が人を傷つけ、人が人に勇気を与える。ストレスを吐き出して、毒を流すことができるのは運動することだと思います。イライラ、くよくよしていることがあっても、スポーツして汗をかくと「なんであんなことでイライラ、くよくよしていたのかな」と思うようになるんです。冷静になってイライラをどこかへ置いてくるかできる。体と体をぶつけ合って、心の汗を流すことができる。何かを感じ取って、学び取ることができるわけです。

ダイヤモンドキッズでは、子どもたちの能力を伸ばすいい身体メソッドがありそうですね。

ある識者のコラムを読んで、僕がダイヤモンドキッズに取り込もうとしていることがあるのです。脳の中に前頭前野という、脳の最高司令塔があります。この働きは大きく分けて3つあるそうです。人格の形成、状況判断をして行動すること、理性と道徳心を維持することです。まさに人間らしさをつくりあげていくものなんですね。この前頭前野の働きが鈍ってくると、物事の判断や理性にも影響してくるという事です。前頭前野がおおむね完成されるのが、10~12歳の間だそうです。この前頭前野の3つの働きを形成、活性化させるのは、人や自然とのふれあい、そして運動だそうです。

髙田さん主宰の髙田道場では、子どもたちが思いきり運動することで人間の土台を作りをしているということですね。

勉強ができるとかできないとかの前に、命の大切さ、家族の大切さを感じる心をつくる人間らしい感性を培うことのほうが遥かに大事なんです。その土台が作られていないうちに、ゲームとかパソコン、携帯といったツールで時間がつぶされてしまうと、前頭前野がうまく発達できない。脳の話は後から知って、なるほど!と思いましたが、僕らは本能で「体を使って汗を流せば、感じる心が育つはずだ」と考え、ダイヤモンドキッズの活動を立ち上げました。運動をせずにゲームばかりしている子には、覇気がなくなってしまいます。

それは、適度な運動をしていないと人間らしさが損なわれるということですね。

その通りです。身体を使った遊びで充分なのです。こんな時代だからこそ微力ながら我々ができるアクションを積極的に起こさなければいけないんじゃないかなと考えています。品川にある髙田道場とは違う方法でダイヤモンドキッズプログラムは全国各地、地域にお邪魔をしてイベントを行っています。レスリングマットが必要ですので、これまでは日体大、国士舘大、青学大などで行って、地域の子どもたちに汗をかいてもらっています。

「体を使って汗を流せば、感じる心が育つ」という理念でダイアモンドキッズプログラムの活動を推進中

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