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発達障害を支援する第一人者 本田秀夫さん「なぜアーティストは生きづらいのか?」才能を潰すことなく、末長く創作活動を続けるためにできることを紹介。
発達障害児の実態数は増えていない。「なぜアーティストは生きづらいのか?」才能を潰すことなく、末長く創作活動を続けるためにできることを紹介。

ところで先生はどんな子ども時代を?勉強が特別にできた印象がありますが。

小学校時代は学校で勉強を教えてもらったことは記憶にないですね。外でよく遊んでいたし、そんなにオタクではなかった。「毎日小学生新聞」を購読していて、そこにプロ野球や大相撲の歴史が連載されていたのを熟読していたので、野球と相撲の歴史には詳しい子どもでした。中学は受験をして進学校でしたから、成績は上位でしたがずば抜けて優秀・・・というわけでなかった。受験をせずそのまま公立中学でやっていくのは難しいタイプだったでしょう。

基礎学力が高い分、勉強で悩んだことはないのですね?なぜ医学の道へ?

大学に入ってから不登校同然になり、勉強ができる東大医学部生の中で僕は落ちこぼれでした。勉強せずにバンド活動に勤しんでいました。医学全般にはあまり関心がなく、唯一精神医学のみ興味があった。

そこから子どもの発達障害を極めるようになられたのは何がきっかけで?

最初から発達障害に興味があったわけではありません。統合失調症や双極性障害など、成人で発病する精神病に興味があったのです。ただ、東大の精神科は、わが国のなかでも自閉症の子どもの療育に早い時期から取り組んでいました。当時、アスペルガー症候群が話題になり始めていて、それもなんだかおもしろそうだと思いましてね。そのうち、統合失調症と言われているけれどアスペルガーではないか?という人を何人か診て、「これは意外に多いのかもしれない。専門にしてみるのもおもしろいかも」と思いました。自閉症の専門家である清水康夫先生に相談をすると、清水先生から「アスペルガー症候群を専門にするなら、子どもを診れるようになったほうがいい」というアドバイスをいただきました。そして清水先生が所属していた横浜市総合リハビリテーションセンター(YRC)に私を誘ってくれたのです。最初は子どもの専門家になるつもりはなく、「子どもを診察できるようになったら大人のアスペルガー症候群の専門家になろう」という軽い気持ちでした。しかし、気づいたらYRCで20年もの歳月を過ごすことになりました。

長い間、発達障害の子どもたちを診てきて時代の変遷というか、何か変わってきたと思われることはありますか?

昔に比べると発達障害と診断される人は増えました。昔だったら診断されないような人も診断されるから増えているのです。実態が増えているわけではない。ラインが下がった分の増加です。あきらかに支援が手厚く必要な人がいる一方で、何もしなくても普通に社会に出ていける人もいる。ところが、一見普通に見える人の中に、ひきこもりになってうつ病を患うような人もいる。子どもの頃から診るのは、大人になったときにひきこもりやうつ病などになるリスクを減らすことが、重要な目的の一つです。

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次回予告!

不登校新聞編集長 石井志昂さん

次回は、不登校新聞編集長の石井志昂さんが登場。不登校児童が30万人以上といわれる時代。学校に戻ることが正解ではなく選択肢は他にもあることを伝えたいと『「学校に行きたくない」と子どもが言ったとき親ができること』を上梓。石井さんご自身も不登校経験者であり、20年以上不登校問題と対峙してきた。子どもの選択に対し、親はどうすべきか。不登校を前向きに捉えるお話を伺いました。どうぞお楽しみに!

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