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作詞家 もりちよこさん大学生の頃からギターを奏でて唄っていた。
三世代で楽しめ、残る歌は幸せ。大学生の頃からギターを奏でて唄っていた。

大学をご卒業されてから広告のコピーライターに就かれました。順風満帆でご活躍されている中、再び音楽の世界へ。どのような経緯で転じられたのですか?

大学卒業後はシンガーソングライターになりました。昼は音楽制作会社でアルバイト、夜はライブハウスで歌いながら、デモテープを作ってレコード会社に持ち込んだり。24歳の時に父が亡くなって家業の薬局を手伝いに神戸の実家に帰りました。でもやはり歌いたい思いを断ち切れずに再上京。今度はリクルートでアルバイトを始め、当時広告全盛期でコピーライターという仕事があるのを初めて知りました。思いがけず広告が楽しくなって忙しくなり、段々音楽からは離れていってしまいました。

広告から再び音楽の道を選択されたのはどうしてでしたか?

当時のリクルートはサークル活動の延長みたいな会社で、いい広告を作りたい一心で皆が燃えていました。その後、広告代理店に転職してさらにどっぷり広告に浸かって。でも広告は15秒とか、1週間とか期間限定で消えてしまいます。音楽はいつまでも人の記憶に残り口ずさめます。残るものを作りたいという思いが生まれたのです。シンガーソングライターとしてデビューするのは遅いけれど、作詞家ならどうだろう?広告の経験も積み木してできるのでは?と。

その狙いがぴったり当たり、90年代後半から作詞家としてメキメキと頭角を現し、子どもたちの心を捕えるヒットメーカーとなりました。

「かっぱなにさま?かっぱさま!」は1999年当時、杉田あきひろお兄さん、つのだりょうこお姉さんに歌われヒットしましたが、2017年の今年になってから横山だいすけお兄さん、小野あつこお姉さんに再び歌われ、また新たな味わいとなって皆さんに楽しんで頂いてます。20代の若いパパママが子どもの頃に歌っていた歌を、自分の子どもと一緒に歌えるなんて素敵でしょう?私が作詞家になった時に夢見ていたことが実現したようでとても幸せです。

かっぱの歌は我が家でも18年前大ブレイクしていました(笑)。もりさん作詞の歌はどれも口ずさみやすいですが、あの歌はどうやって作られたものですか?

かっぱの歌を作ろう!というお題が先にあって、いくつも提案したのですがどれもNGで…締め切りが迫っている朝方に頭をうんうん悩ませて「もう~~かっぱってなにさまや?……あ、、、かっぱさまや!」というひらめきがあって、それを歌にしたら「これいいね!」とやっとOKを頂けました。作った歌が18年も経ってから、また再燃するというのは作家冥利に尽きます。音楽も広告と同様、作っては消えて忘れられていく時代に、こんなふうに世代を超えて歌い継がれるのは本当にうれしいです。

DVD「最新ソングブック わらうおばけ」に『かっぱなにさま?かっぱさま!』『あおうよ!』を収録。

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