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文筆家 堀越英美さん「世界と科学を変えた52人の女性たち」(青土社)は翻訳を手掛けた。
就職氷河期を経て、ITで頭角を現す。「世界と科学を変えた52人の女性たち」(青土社)は翻訳を手掛けた。

堀越さんの小学生時代は公文で鍛えた反復力もあってメキメキ学力は伸び、本をたくさん読み。習い事ではなくても充実していましたね。部活はされていたんですか?

近所に図書館があったので、本は借りてたくさん読みました。中学では管弦楽部という吹奏楽部とは別の部隊に所属。楽器はヴァイオリンを弾いていました。高校に上がってからはサボることを覚えて幽霊部員でした。

早稲田大学に進学されて、学生時代はどんなことをされてました?

英文でも仏文でも自由に講義を選べることが魅力で、第一文学部文芸専修を選びました。本当は小説を書きたい人が行くような専修で、大きく分けて創作と批評のコースがあり。私は特に小説が書きたいというより、自由度が高かったからそこにしたのですが。そこそこ真面目に勉強しつつも、自由に甘えて大学に付設された大きな図書館でたくさん本を読めることを楽しんでいました。サークル情報誌を作る出版サークルで4年間過ごしました。紙の情報誌でしたが、当時DTP(desk top publishing)の走りでしたのでパソコン触って楽しいなぁと。92年入学、96年卒業でしたので、めちゃめちゃ就職氷河期でした。

わかります。私は少し年上ですが、その当時はすでにコピーライターの仕事をしていたので景気を肌で感じてました。

当時の就職活動は葉書で資料請求をしてましたが、女の名前で資料請求をしても全然資料が送られてこなくて。何でこんなに返信がないのだろう?と、同じクラスの留年が決まっていた男子のところに遊びに行くと、山のように資料が溜まっていて「頼んでもいないのに送られてくる」とぼやいてました。男女でこんなに違うのか…と愕然としました。

大変な時代に突入でしたね。学生から男女の扱いが違うなんて露骨過ぎます。卒業後はどんな仕事からスタートされました?

就職はできず、出版社でアルバイトを始めました。途中から就職活動をして第二新卒のような扱いでIT系の小さな出版社に入社。そこでIT系のムック本を作って3年くらいで辞めました。学生時代に操作し慣れていたMacを買って、仕事を終えて息抜きに使うようになって、夜な夜なHP制作を始めました。それが局所的にですがちょっと話題になって。尊敬していた方に声を掛けていただいてフリーになったんです。しばらくフリーランスで編集とかライターの仕事をしていました。が、やっぱり就職したいなと思うこともあって、紹介でまたIT系の仕事に転じました。結構転々としましたが、そのうち仲間が会社を辞めていって、自分も居づらくなって、どうせ辞めるなら出産しようと。行き当たりばったり(笑)。仕事をしながらママになろうというガッツはなかったんです。

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