保育園で学習会

2006年10月26日(木)はれ

ギャング(=息子)の保育園で夜、保護者向けの学習会があった。
テーマは、現在の保育情勢について。

今回は、主に「認定子ども園」についての話しだった。
認定子ども園とは、簡単に言うと、保育園と幼稚園を合わせたもの。
保護者が就労しているか否かにかかわらず、就学前の乳幼児を受け入
れて教育や保育をするとともに、子育て支援を行う総合施設のこと。

保護者の就労云々にかかわらず子どもを預けられる、とか
保育園に行っていた子どもは「認定こども園」なら教育も受けられる
とかで良いイメージを持っている人も多いらしいけれど、実状は? と
いうとちょっとビックリ。

職員数が少ない(35人の子どもに対し、保育士1人)とか、
利用料の自由設定、給食の外部搬入などいろいろ問題があるんだなと
改めて思った。

話しの中で印象的だったのは、3歳児を受け持つ幼稚園の先生の話し。
4月はとにかく大変なのだそうだ。
親と初めて離れて泣き叫ぶ子どもたち30人を教室に入れてカギを
かけ、椅子に座らせる。泣きながら外へ出ようとドアに向かう子ど
もを一人一人椅子に戻す。その繰り返しで一日が終わる。
子どもが帰ったあと、涙と鼻水で真っ白になったドアのガラスを
拭く、という毎日だ、と。
当然、お散歩も外遊びもナシ。
せめて職員数がもっといれば状況も違うと思うんだけれど。

それが、認定こども園では園児35人に対し、保育士1人。
(これは、各自治体によって基準は設定できるらしいけれど)
この幼稚園の先生の話より、悲惨なケースになることは明らかだ。

たかが1カ月のことかもしれないけれど、預けた子どもが外で遊ぶ
ことも散歩もなく、ただ押し込められているだけなんて、想像した
だけでも心が痛い。

これからを担うのはほかでもない子どもだ。
子どもたちに不自由を強いるということは、私たちの将来もまた
不自由を強いられても仕方がないということになるのではないか
という気がしてならない。

コメント / トラックバック 2 件

  1. 道草 より:

    何のための幼保一元なのだろうか。
    誰のための子育て支援策なのだろうか。
    保育園が足りないから、認定保育園をどんどん
    増やす…ことで解消されているといって良いわけがないよね。

    国がいい加減に決めることに流されないで
    今の自分たちの肌で感じていることを大切にね!

  2. ゆりこ〜ん より:

    案外さ「あれ? これって誰のための政策なの?」っての
    多いよね。届くかどうかは別として、パブリックコメント
    を書くのもいいな、と思ったよ〜。
    行動しないことには動くものも動かないからね!

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